頭痛薬が効かないのはなぜ?薬を飲んでも繰り返す頭痛の原因と見直したいこと

2026年08月11日

「また頭が痛くなってきた。薬を飲んで、今日も何とか乗り切ろう」

朝から家事や仕事に追われ、痛みを感じるたびに薬を取り出す。少し楽になっても、夕方にはまた重くなる。以前は一錠で落ち着いていたのに、最近は効くまでに時間がかかる――。

そんな毎日が続くと、つらいのは頭の痛みだけではありません。「次はいつ痛くなるのだろう」「大事な予定の日に出たらどうしよう」と、頭痛がない時間まで不安に支配されてしまいます。

東郷町のよもぎ整体院にも、日進市・みよし市・豊明市から「薬を飲んでもすぐ戻る」「検査では異常がないと言われた」「首や肩までガチガチで、仕事に集中できない」という方が相談に来られます。

頭痛薬は、必要な場面で痛みを和らげる大切な選択肢です。ただし、薬が効きにくいと感じるときは、単純に薬が弱いのではなく、頭痛の種類、服薬の頻度、首や肩への負担、睡眠、ストレスなどを一度整理する必要があります。

頭痛薬が効かないと感じる主な理由

1.頭痛の種類と薬の使い方が合っていない

頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、首の状態が関係する頸性頭痛など、さまざまなタイプがあります。痛む場所が同じでも、原因や必要な対応が同じとは限りません。

ズキズキして光や音がつらい頭痛と、頭全体を締めつけられるような頭痛では、考えられるタイプが異なります。自己判断だけで市販薬を繰り返している方は、まず医師や薬剤師に服薬状況を伝え、頭痛の種類を確認することが大切です。

2.薬剤の使用過多による頭痛が起きている

「痛くなるのが怖いから早めに飲む」「頭痛がない日も念のため飲む」。この状態が続くと、もともとの頭痛に加えて、薬の使用頻度そのものが頭痛を増やす薬剤の使用過多による頭痛につながることがあります。

国際頭痛分類では、もともと頭痛のある方に月15日以上の頭痛があり、急性期の治療薬を種類に応じて月10日または15日以上、3か月を超えて使用している場合などが診断の目安とされています。

ただし、薬を急にやめればよいという話ではありません。薬の種類や体調によって対応が異なるため、服薬日数が増えてきた方は、自己判断で中止や増量をせず、頭痛外来・脳神経内科・脳神経外科などへ相談してください。

3.首・肩の緊張や身体の使い方が残っている

パソコン作業、スマートフォン、車の運転、料理、抱っこなど、手を前に出した姿勢が長く続くと、頭が肩より前へ出やすくなります。すると、首の後ろや肩まわりは、重い頭を支えるために休みにくい状態になります。

夕方になると後頭部が重い、首を動かすと頭まで響く、肩こりと頭痛がいつも一緒に出る――。このような方では、首・肩の筋肉や関節の状態が頭痛に関係している可能性があります。

研究でも、慢性の一次性頭痛がある方は、頭痛のない方や反復性頭痛の方より頭部前方位が大きい傾向が報告されています。ただし、姿勢だけがすべての頭痛の原因ではありません。頭痛のタイプを見極めたうえで、首の動きや筋肉の緊張が関係している方に身体面からのケアを行うことが大切です。

4.睡眠不足、ストレス、目の疲れが重なっている

睡眠時間が短い日、仕事の締め切りが続いた週、長時間画面を見た日の夜に頭痛が強くなることはありませんか。

  • 起きた瞬間から頭が重く、朝の支度が進まない
  • 夕方になると目の奥が痛み、画面を見るのがつらい
  • 休日に緊張がほどけた途端、頭痛で寝込んでしまう

頭痛は一つの原因だけで起こるとは限りません。睡眠、食事、水分、ストレス、月経、天候、首肩への負担などが重なり、いつもの許容量を超えたときに出ることもあります。

痛みの強さだけでなく、起きた時間、前日の睡眠、薬を飲んだ日を記録すると、自分の頭痛の傾向が見えやすくなります。

薬を増やす前に、医療機関を優先してほしい頭痛

整体より先に医療機関での確認が必要な頭痛もあります。次のような場合は、早めに救急外来や脳神経外科などを受診してください。

  • 突然起こった、今まで経験したことのない激しい頭痛
  • ろれつが回らない、片側の手足に力が入らない、意識がおかしい
  • 激しいめまい、繰り返す嘔吐、見え方の異常を伴う
  • 発熱や首の強いこわばりを伴う
  • 転倒や交通事故など、頭を打ったあとから続いている
  • 50歳以降に初めて強い頭痛が始まった

「いつもの頭痛」と決めつけず、普段と違うと感じたときは、身体からの警告を優先してください。

よもぎ整体院が頭だけを触って終わらない理由

医療機関で重大な病気が否定され、首や肩の緊張、姿勢、身体の使い方が頭痛に関係していると考えられる場合、整体が一つの選択肢になることがあります。

よもぎ整体院では、いきなり施術を始めるのではなく、頭痛の出方、服薬状況、首の動き、肩の高さ、背中や骨盤のバランス、仕事や家事で負担がかかる姿勢まで確認します。

頭が痛いからといって、頭や首だけを強く揉めばよいとは考えていません。肩甲骨が動きにくい、背中が丸まっている、骨盤が後ろへ倒れているなど、全身のつながりの中で首に負担が集まっているケースがあるためです。

状態に合わせて筋肉や関節へ無理のない範囲でアプローチし、施術後は「どこが変わったか」を一緒に確認します。また、画面の位置、座り方、休憩の取り方など、今の生活で続けられる方法だけをお伝えします。

よもぎ整体院の頭痛施術について詳しく見る

今日から始める、頭痛を繰り返しにくくする5つの習慣

  1. 頭痛と服薬の日を記録する:回数を感覚ではなく数字で確認します。
  2. 30~60分ごとに姿勢を変える:完璧な姿勢より、同じ姿勢を続けないことが大切です。
  3. 画面を少し高くする:あごを突き出したまま下を向く時間を減らします。
  4. 睡眠と水分を後回しにしない:忙しい日ほど基本的な体調管理を意識します。
  5. 薬が効きにくい状態を放置しない:医師・薬剤師・身体の専門家へ早めに相談します。

「また薬を飲めばいい」と我慢している方へ

頭痛がある日は、仕事の効率が落ちるだけではありません。家族に優しくしたいのに余裕がなくなり、楽しみにしていた予定も「頭が痛くなったらどうしよう」と心から楽しめなくなります。

本当につらいのは、痛みそのものより、頭痛に合わせて生活を小さくしていくことかもしれません。

薬を使うことが悪いわけではありません。必要な薬を適切に使いながら、首や肩への負担、姿勢、睡眠、生活のクセなど、今まで見落としていた部分にも目を向ける。その積み重ねが、「今日は頭痛を気にせず過ごせた」という一日につながります。

東郷町・日進市・みよし市・豊明市で、頭痛薬を飲んでも繰り返す頭痛や、首肩こりを伴う頭痛にお悩みの方は、一人で我慢を続けずにご相談ください。

頭痛の背景を一緒に整理し、医療機関との併用も含めて、今のあなたに必要な選択肢を考えていきます。

頭痛に予定を奪われる毎日を、そろそろ変えませんか?

初めての方も、現在の状態から丁寧に確認します。

よもぎ整体院へWEB予約・相談する

※整体による感じ方や経過には個人差があります。整体は医師の診断や治療に代わるものではありません。服薬中の方は、自己判断で薬を中止・変更せず、医師または薬剤師へご相談ください。


参考文献・引用先

  1. Headache Classification Committee of the International Headache Society. The International Classification of Headache Disorders, 3rd edition. Cephalalgia. 2018;38(1):1-211. doi:10.1177/0333102417738202.
  2. Hird MA, Sandoe CH. Medication Overuse Headache: an Updated Review and Clinical Recommendations on Management. Curr Neurol Neurosci Rep. 2023;23(7):389-398. doi:10.1007/s11910-023-01278-y. PubMedで確認する
  3. Elizagaray-Garcia I, Beltran-Alacreu H, Angulo-Díaz S, et al. Chronic Primary Headache Subjects Have Greater Forward Head Posture than Asymptomatic and Episodic Primary Headache Sufferers: Systematic Review and Meta-analysis. Pain Med. 2020;21(10):2465-2480. doi:10.1093/pm/pnaa235. PubMedで確認する
  4. Jull G, Trott P, Potter H, et al. A randomized controlled trial of exercise and manipulative therapy for cervicogenic headache. Spine. 2002;27(17):1835-1843. doi:10.1097/00007632-200209010-00004. PubMedで確認する
  5. 日本頭痛学会 「薬剤の使用過多による頭痛」 日本頭痛学会の解説を確認する
  6. 日本頭痛学会 「2次性頭痛(危険な頭痛、他の病気に伴う頭痛)」 日本頭痛学会の解説を確認する

関連記事