あなたの頭痛はどっち?「偏頭痛」と「緊張型頭痛」の違い
2026年07月10日
「また頭痛か……」と薬を飲み、何とか仕事や家事をこなしていませんか?
朝から頭が重い。夕方になると首と肩がパンパンで、目の奥までつらい。せっかくの休日も「途中で頭が痛くなったら困るから」と、外出や趣味の予定を控えてしまう。
頭痛が続くと、痛みだけでなく、仕事への集中力や家族との時間まで少しずつ奪われてしまいます。「薬を飲めば何とかなる」と我慢していても、薬を飲む回数や頭痛の頻度が増えていけば、不安も大きくなりますよね。
ただし、頭痛は一つの原因だけで起こるものではありません。一般に「偏頭痛」と呼ばれることもある片頭痛、首や肩の緊張などが関わる緊張型頭痛、睡眠不足、目の疲れ、ストレス、食いしばりなど、複数の要素が重なっていることもあります。
東郷町のよもぎ整体院には、東郷町をはじめ、日進市・みよし市・豊明市・長久手市・豊田市から、頭痛や首こり、肩こり、猫背に悩む方が来院されます。
延べ73,000人以上を施術してきた柔道整復師として感じるのは、頭だけを見ていても変わりにくい頭痛がある、ということです。首・肩だけでなく、背中、肩甲骨、骨盤まわり、普段の姿勢や生活習慣まで見直すことで、頭に負担が集まる理由が見えてくる方も少なくありません。
この記事では、ご自身の頭痛がどちらのタイプに近いのか、どんな時に病院へ相談すべきか、日常で何を見直せばよいのかを分かりやすくお伝えします。
片頭痛と緊張型頭痛は、痛み方も対処の考え方も違います
結論からお伝えすると、ズキズキと脈打つような痛みが中心なら片頭痛、頭全体が締め付けられるような重さが中心なら緊張型頭痛の特徴に近いことがあります。
片頭痛は、神経の働きや痛みの伝わり方が関係すると考えられている頭痛です。一方、緊張型頭痛は、首や肩まわりの筋肉の緊張、長時間同じ姿勢でいること、精神的な緊張などが関わることがあります。
もちろん、症状だけで自分自身が診断することはできません。あくまで、ご自身の状態を整理するための目安として見てください。
- 片頭痛に多いサイン:ズキズキと脈打つように痛む、身体を動かすとつらい、光や音が気になる、吐き気がある、暗く静かな場所で休みたくなる。
- 緊張型頭痛に多いサイン:頭全体が重い・締め付けられる、首や肩がこる、デスクワーク後に痛みやすい、長時間同じ姿勢で悪化しやすい、軽く動くと楽になることがある。
- 緊張型頭痛のシーン描写:午前中からパソコン画面を見続け、夕方にふと顔を上げると、首の付け根から後頭部まで重く、文字が頭に入ってこない。
- 片頭痛のシーン描写:休日に外出したのに、頭の片側がズキズキして吐き気まで出てしまい、途中で帰宅して暗い部屋で横になる。
「ズキズキもするけれど、肩こりも強い」という方もいます。片頭痛と緊張型頭痛の特徴が重なることもあるため、「自分は絶対にこのタイプ」と決めつけないことが大切です。
頭痛が出た時間、痛む場所、吐き気や光・音のつらさ、前日の睡眠、仕事中の姿勢、薬を飲んだ回数などをメモしておくと、医療機関へ相談する際にも役立ちます。
なぜ病院・整形外科・接骨院に通っても変わらないことがあるのか
結論は、病院で病気を調べることと、日常で頭や首に負担がかかる理由を見直すことは、役割が違うからです。
病院や整形外科では、脳・血管・神経などに大きな問題がないかを確認し、必要に応じて薬による治療を行います。これは頭痛への対応において非常に大切です。
一方で、検査で大きな異常が見つからなかったとしても、「痛みがない」という意味ではありません。長時間の前かがみ姿勢、画面の低さ、浅く座る癖、肩甲骨の動きにくさ、食いしばり、睡眠不足などが重なると、首や肩に同じ負担が何度も戻ることがあります。
首や肩をほぐしても翌日にはまた頭が重くなる方は、痛い場所だけではなく、猫背やストレートネック、普段の座り方まで確認する必要があるかもしれません。
よくあるご相談の一例
40代のデスクワークをされている女性で、夕方になると後頭部が重くなり、週に何度も頭痛薬を飲んでいた方がいました。
首や肩をほぐすと一時的に楽になるものの、翌日にはまた同じような頭重感が出る状態でした。詳しく確認すると、首肩の緊張だけでなく、椅子に浅く座る癖、ノートパソコンの画面の低さ、背中の丸まり、肩甲骨の動きにくさが重なっていました。
そこで首や肩だけに負担が集中しないよう身体の状態を整えながら、画面の高さ、座り方、仕事中に立ち上がるタイミングも見直していきました。その後、「夕方の頭の重さが出る日が前より減った」「薬に手が伸びる回数が少なくなった」と感じられるようになりました。
延べ73,000人以上を施術してきた中で感じるのは、首をほぐすだけでは戻りやすい方ほど、日常の身体の使い方にヒントがあるということです。
整体より先に、医療機関へ相談してほしい頭痛
突然の強い頭痛や、これまでと明らかに違う頭痛は、自己判断せず、まず医療機関へ相談してください。
- 突然、今まで経験したことのない強い頭痛が出た
- ろれつが回りにくい、手足が動かしにくい、しびれがある、意識がぼんやりする
- 発熱、首の強いこわばり、繰り返す嘔吐を伴う
- 頭を打ったあとから頭痛が続く、または強くなっている
- 頭痛の頻度や痛み方が急に変わった
- 痛み止めを飲む日が増えている
このような場合は、整体で様子を見るよりも、脳神経外科やかかりつけ医に早めに相談することが安心につながります。
頭痛と肩こり・姿勢に関する参考文献
姿勢だけで全ての頭痛を説明することはできません。ただ、首・肩まわりの状態や頭部前方位姿勢との関係を検討した研究はあります。日本語で一般公開されている論文が限られるため、国内誌掲載の英語論文と、査読付きの海外研究をあわせてご紹介します。
- Head posture and neck muscle endurance in patients with tension-type headache
論文の概要:緊張型頭痛がある方の頭部姿勢や首の筋持久力に注目した研究です。姿勢だけを原因と断定するものではありませんが、頭痛を考える際に首まわりの状態を確認する意義を示しています。 - The Relationship Between Forward Head Posture and Neck Pain: A Systematic Review and Meta-Analysis
論文の概要:頭が前に出る姿勢と首の痛みについて、複数の研究をまとめたレビューです。成人では関連が示される一方、姿勢だけで症状を判断できないことも示されています。 - Trigger Points in the Suboccipital Muscles and Forward Head Posture in Tension-Type Headache
論文の概要:緊張型頭痛における後頭部周辺の筋の圧痛点と、頭部前方位姿勢を検討した研究です。頭痛を考える際、後頭部や首の筋肉の状態も確認する必要性を示唆しています。
今日から見直したい、頭痛をためにくい3つの習慣
結論は、「ずっと良い姿勢でいよう」と頑張り過ぎるより、同じ姿勢を長く続けないことです。
1.パソコン画面を低いままにしない
ノートパソコンは、台やスタンドを使って画面を少し高くしましょう。画面が低いと、無意識に顔だけが前に出やすくなります。あごを引き過ぎる必要はありませんが、首だけで画面をのぞき込まないことがポイントです。
2.椅子には深く座る
浅く座って背中を丸めると、頭の重さを首と肩で支えやすくなります。お尻を椅子の奥まで入れ、足裏を床につけ、背すじを反らし過ぎずに座りましょう。
肩の張りや首の動かしにくさが強い方は、肩の痛み・こり専門整体や首こり・首の痛み専門整体もご覧ください。
3.30〜60分に一度は立ち上がる
1時間座り続けるよりも、短時間でも身体を動かすことが大切です。立ち上がって肩を後ろへ回し、胸を軽く開きましょう。首を勢いよく回したり、痛い場所を強く押したりする必要はありません。
片頭痛らしいズキズキした痛みや吐き気が強い時は、無理に強く伸ばしたり押したりせず、休息を優先してください。
頭痛や肩こりを放置すると、生活の幅が狭くなることがあります
頭痛を我慢し続けることで問題になるのは、痛みだけではありません。
「今日は薬を飲めば大丈夫」とやり過ごす日が続くと、仕事の能率が落ちる、運動を避ける、家族との外出を断る、旅行や趣味を楽しめなくなるなど、生活の選択肢が少しずつ減ってしまうことがあります。
また、頭痛があるから身体を動かさない。動かないから首・肩がこわばる。さらに頭が重くなる。このような悪循環に入りやすくなることもあります。
めまい、倦怠感、睡眠の乱れなども重なっている方は、自律神経整体やめまい整体のページも参考にしてください。
なぜ今、頭痛への対策を始めたほうがよいのか
頭痛が軽い日が残っているうちに、痛みが出る条件を把握しておくと、生活を見直しやすいからです。
痛みが強くなってからでは、「動くと悪化しそう」「予定を入れるのが怖い」と、不安が先に立ちやすくなります。早めに頭痛の記録を始め、必要な検査を受け、姿勢や作業環境を少しずつ変えていくことが大切です。
延べ73,000人以上を施術してきた柔道整復師として、「もっと早く相談すればよかった」という声を何度も聞いてきました。薬を飲めば動けるけれど、「このままでいいのかな」と感じているなら、一度ご自身の身体を見直すタイミングかもしれません。
よくある質問
Q1.自分で片頭痛か緊張型頭痛かを判断できますか?
A.症状から目安をつけることはできますが、自己判断だけで決めるのはおすすめしません。痛み方が変わった、頻度が増えた、日常生活に支障がある場合は、医療機関へ相談してください。
Q2.頭痛がある時でも整体を受けてよいですか?
A.状態によります。突然起きた強い頭痛や神経症状がある場合は、まず医療機関が優先です。慢性的な首肩のこわばりや姿勢の崩れが気になる場合は、状態を確認しながら無理のない方法を考えます。
Q3.ボキボキする矯正が怖いのですが、必ず受ける必要がありますか?
A.必ず受ける必要はありません。当院では、お身体の状態とご希望を確認して施術方法を選びます。ボキボキ矯正による骨格調整をご希望の方も、刺激の少ない施術をご希望の方も、遠慮なくお伝えください。
よもぎ整体院では、頭痛につながる負担を一緒に整理します
よもぎ整体院では、頭痛が出る時間帯や痛み方だけでなく、薬を飲む頻度、仕事中の姿勢、睡眠、食いしばりの有無などを丁寧に伺います。
そのうえで、首・肩・肩甲骨・背中・骨盤まわりの動きや左右差を確認し、「なぜ頭に負担が集まっているのか」を整理します。
痛む場所だけを強く押すのではなく、首や肩に負担が戻りにくいよう、身体の使い方や日常生活で気を付ける点もお伝えします。
骨盤まわりや腰、股関節の動きが姿勢に影響している場合もあります。気になる方は、腰痛専門整体、股関節痛専門整体もご覧ください。
食いしばり、顎の痛み、口を開けた時の違和感がある方は、顎関節症のページも参考にしてください。
まとめ|頭痛薬だけに頼る前に、一度身体からのサインを整理しませんか
片頭痛と緊張型頭痛は、痛み方も対処の考え方も異なります。そして、頭痛は「頭だけ」の問題ではなく、首肩の緊張、姿勢、睡眠、仕事環境、生活習慣など、複数の要素が関わっていることがあります。
もちろん、突然の激しい頭痛や、しびれ・ろれつの回りにくさなどがある場合は、まず医療機関へ相談してください。
そのうえで、病院では大きな異常がないと言われたけれど毎日の頭重感がつらい方、肩や首をほぐしてもすぐに戻る方、頭痛のせいで仕事や家族との予定を楽しめない方は、一度ご自身の姿勢や身体の状態を見直してみてください。
- 頭痛薬を飲む回数が増えている
- 夕方になると首・肩・後頭部が重くなる
- 病院で異常なしと言われたが、つらさが続いている
- 猫背やストレートネックを指摘されたことがある
- 頭痛のせいで仕事、家事、趣味を思い切り楽しめない
「このまま頭痛に振り回されたくない」と感じているなら、その気持ちをそのままにしないでください。
東郷町のよもぎ整体院は、日進市・みよし市・豊明市・長久手市・豊田市からのご相談もお待ちしています。頭痛のない日を増やし、仕事も家族との時間も、もっと気持ちよく過ごせる毎日を一緒に目指しましょう。
まずは効果を実感してみてください




